2007年08月05日

ノートPCご臨終

ここ三年ほど使っていたB5ノート、
シャープのMURAMASA PC-MP70Gが、とうとうお亡くなりになってしまいました


仕事場を転々とする度、データ化したキャラ表や美術設定、写真参考などの設定類、
pdfの他話数の絵コンテやシナリオなど、全部このノートPCに入れて、持ち歩いていました


ファミレスで絵コンテを書くときは、全ての資料はこの中に入っていました


また、ふたご姫のオープニングの時には、コンテを取り込んだものに曲を付けて、簡易オープニングフィルムを作り、打ち合わせの時、このノートで見せてイメージを掴んで貰ったりしてました


喫茶店では、コーヒーを飲みながらブログの記事を書き・・
夜の居酒屋ではDVDの映画を見ながら酒を飲み(w・・と・・

あらゆる場所で大活躍してくれたMURAMASA PC-MP70G



今まで本当にありがとう

お疲れ様でした




さて、このMURAMASAを修理するか、新しいノートを買うか・・でかなり悩んだのですが、出てきている症状からいって、グラフィックチップがハード面からイカレタと思われ、リカバリーも効かず、マザーボード交換は必須
おまけにCPUは、買ってからすぐ倒産したトランスメタ社製 のEfficeon

当然保証期間は過ぎているので、かなりの修理費になるはず・・



「ならば!!」と新しいノートを買うことに決めました



予てより憧れていた、

Panasonicの Let's note CF-W5A


秋葉原で16万でした
OSはWindows Vista

憧れの、Let's note CF-W5Aが16万で買えるなんて、夢のようです

今まで、どんなに安くても、22万〜23万ぐらいはしていましたから
これも、Windows Vistaのおかげ(w
店側も在庫を早く整理したくて、投げ売りにされているんですね

ちなみにこれと同スペックのXPバージョンは、やはり22万ぐらいしていました


CPU Core 2 Duo U7500

メモリは 増設して1.49G

HDD 80G

無線LANが付いて、マルチドライブ
バッテリー駆動時間が、10.5時間
重量 1.199kg


これに早速、Windows XP Proをインストールして、XPダウングレード仕様として使っています
(パッケージ版のXPプロを買っていて、本当に良かった)

認証もちゃんと通りました
(ドライバのインストールがちょっと面倒くさかったですが)


XP仕様にしたら、とにかく速い!!
会社で使っているPen4のデスクトップより、レスポンスがいいくらいです

そして、バッテリーの持ちがいい!!MURAMASAの時は、連続して使用すると、一時間半ぐらいしか持たなかったので、常に予備のノート用汎用バッテリーを持ち歩かなければなりませんでした

ところがこれは、単体で7時間以上持ちます

申し訳ないけど、MURAMASAとは雲泥の差です



また、液晶が12.1インチで、MURAMASAの10インチ液晶より、一回り大きいんですね

正直、キャラ表を見るには、10インチはちょっと小さすぎて見辛かったんですが、12.1インチ液晶ならば、ほとんど問題ないです
また、ファンレスなので、ファミレスでコンテを書いてもうるさくないし、HDDの容量も余裕があるので、参考のAVI動画なども、気軽に持ち運べます


おかげさまで、大変良い買い物をさせて頂きました



唯一残念なのが、シャープのPCに付いてくるペンタグラムというソフトの中にある、「予測変換ユーティリティー」という機能が、使えなくなった事です

これは、携帯電話のように「あ」と入力すると「明日」「相手の」といった具合に予測される候補が直ぐでて、矢印キーで「明日」を選ぶと、「撮影打ち合わせ」のように、次から次に次の候補が出てくるのです

これは非常に便利で、テキストを打つのに重宝していたんですね
例えば、「編集時、尺変更シート修正リテークリスト」などを作る時に威力を発揮していました

※編集の時に切るのは、カット頭やカット尻だけではありません
台詞を変更して間の台詞の尺を削ったり、秒数を伸ばしたり、芝居そのものを変更したり抜いてしまったりします

こういう、秒数を伸ばしたり、カット内容そのものを変更したカットは、シートを書き直して、再度撮影してもらわなければなりません
これをリスト化しておかないと、後で物凄く混乱するので、僕は毎回このリストを作って、制作に渡すようにしています



メールにしろ、ブログの記事にしろ、わざわざテキストを打つ時のみ、MURAMASAを使っていたぐらい、大幅な時間短縮になるのです



しかし、今のところこれを実現させてくれる文字変換ソフトはありません

ATOKの最新バージョンでは、Ctrtキー+変換キーで、予測変換が表示されるようになりましたが、候補を選んだ後、次の候補は出て来ないのです

携帯電話に装備されている機能なのに、何故、PCでは出来ないのか・・・
とっても不思議です


シャープは、あのペンタグラムの予測変換ユーティリティーだけでも売り出せば、大儲け出来るような気がするんですけどね・・


まぁ、無いよりはマシなので、ATOK2007 for Windowsは購入することに決めました
次のバージョンでは、是非実現して欲しいです




さて、このPanasonic Let's note CF-W5A
この間ヤマダ電機で同じスペックモデルを見たら、大特価と銘打って、26万円で売っていました

いくら家電量販店だからといって、そりゃないよな・・・




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posted by にくきゅうファイター at 18:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
私もCF−W5を購入しましたが、VISTAで使えるアプリの少なさに絶望し、XP-PROへのダウングレードを考えています。ライセンス、メディアは問題ないのですが、XP用のDRIVERがみつからないので二の足を踏んでいました。
にくきゅうファイターさんはDRIVERどこで入手されたのでしょうか?差し支えなければご教授ください。
Posted by JLocke at 2007年09月04日 13:34
お騒がせしました・・
あちこちから拾いまくってなんとかdevice listからハテナマークをなくすことに成功しました。
一段落してからよくよく考えてみたら、仕事場にXP版のCF-T5Lがあったことを思いだし、そこからUTILフォルダを引っ張ってくれば済むことに気がつきました。VISTA版UTILではインストールできなかったPANASONICの各種ユーティリティも全部入れることができました。(たぶん反則なんですが・・)
サイトの話題から外れた書き込みになってしまい申し訳ありませんでした。
Posted by JLocke at 2007年09月05日 16:55
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